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資格概要

2009年度より「認知症ケア上級専門士認定試験」を実施しています.
認知症ケア上級専門士(以下,上級専門士)とは,ケアチームにおけるリーダーや,地域のアドバイザーとして活躍することが期待できる専門士の養成を目的に創設された認定資格です.
上級専門士には,専門職としての倫理観をよく理解し,認知症ケアの方法を自己の経験や科学的エビデンスに基づき説明することができることが求められます.また,ケアマネジメントやチームアプローチについても,同様のことに基づいた実践が求められます.さらに,蓄積した知識や経験を生かし,リーダーや指導者として適切なケアを実施していくとともに,適切なケアやケアマネジメントを新人のケアワーカーや専門士などに指導し,ケアに関する悩みなどを解決するための臨床的支援を行っていくことも求められます.
専門職としての自律と,認知症ケアに関する説明責任や地域のアドバイザーとしての社会的な責任を自覚し,専門的な立場で認知症ケアを深く考え,実践していただける方々に取得していただきたいと考えています.