認知症ケア専門士会
都道府県認知症ケア専門士会に関するアンケート
- 一般社団法人日本認知症ケア学会
- 理事長 本 間 昭
- 総務担当理事 水 野 裕
-
各都道府県で認知症ケア専門士会(以下,専門士会)が発足して10年になります.この間,日本認知症ケア学会(以下,学会),認知症ケア専門士,専門士会をめぐる環境が大きく変化してきており,改めて専門士会と学会とのかかわりを検討するべきではないかとの提案がありました.種々検討の結果,各専門士会の現状の把握(アンケート)を実施し,より具体的な支援・協力を検討することになりました(5月下旬にアンケート実施).
- 先日開催された定期理事会においてアンケート結果を基に検討がなされ,専門士会に対して次の支援・協力を行っていくことが決定いたしましたので下記のとおり報告をさせていただきます.
- 記
- <専門士会への支援・協力内容>
-
- 日本認知症ケア学会ホームページに専門士会のページを設け,専門士会の講座,研修等の開催案内や入会方法等を掲載
- 専門士会の周知のために,認知症ケア専門士認定試験合格者に対し,専門士会の連絡先一覧を送付
- 専門士が講座,研修等を企画する際の参考資料として,学会が過去に開催した講座等のテーマ・講師名などの一覧を学会ホームページに掲載
- * 上述の支援・協力内容は,順次実施予定
- なお,金銭面での支援,会員情報の公開については,対応困難であると判断いたしました.
- 以上
-
- 実施期間:2015年5月20日~8月10日
- 回答数(率):20/21団体(95.2%)
- 問1:各団体の活動期間(専門士会設立以前の活動も含む)
-
1年未満 |
1~2年間 |
3~4年間 |
5~9年間 |
10年以上 |
2団体(10%) |
4団体(20%) |
9団体(45%) |
5団体(25%) |
0団体(0%) |
- 問2:各団体の形態
-
任意団体 |
NPO法人 |
その他 |
20団体(100%) |
0団体(0%) |
0団体(0%) |
- 問3:各団体の会員数
-
1~20人未満 |
20~40人未満 |
40~60人未満 |
60~80人未満 |
80~100人以上 |
100人以上 |
0団体 (0%) |
1団体 (5%) |
3団体(15%) |
2団体(10%) |
6団体(30%) |
8団体(40%) |
- 問4-1:各団体の入会費
-
なし |
1,000円 |
2,000円 |
18団体(90%) |
1団体(5%) |
1団体(5%) |
- 問4-2:各団体の年会費
-
なし |
1,000円 |
2,000円 |
3,000円 |
4団体(20%) |
0団体(0%) |
6団体(30%) |
10団体(50%) |
- 問5:各団体の会員への情報の伝達方法
-
ホームページ |
Eメール |
郵送 |
5団体 |
14団体 |
16団体 |
- その他:
- Facebook,ブログ,TEL,FAX
- 問6-1:各団体の年間の活動回数
-
なし |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
2団体*(10%) |
1団体 (5%) |
5団体(25%) |
3団体(15%) |
7団体(35%) |
2団体(10%) |
- *設立後まもないため(1団体)
- 問6-2:活動内容
-
事例検討会 |
講演形式の研修会 |
市民公開講座 |
9団体(のべ18回) |
117団体(のべ37回) |
11団体(のべ3回) |
- その他の主な活動:
- 専門士カフェ,会員交流会,サポーター養成講座,認知症メモリーウォーク,認知症講師支援,日曜日の勉強会,会員へのコラム配信,他団体との共催研修会
- 問7:日本認知症ケア学会への要望
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講師派遣等の人的支援 |
講座周知等の広報支援 |
講座運営等の情報支援 |
11団体 |
13団体 |
6団体 |
- その他の主な要望:
- 運営のための資金・人材
- 事務処理を行う職員
- 会員情報の共有
- 単位取得承認および後援承認の承諾の遅れ
- 学会の研修会が同時期に開催すると集客が落ちるので専門士会との連携
- 学会との交流を深めたい
- 入会案内の配布
- 補助金
- 学会ホームページに開催案内を掲載してほしい
- 専門士検索サイトの改善
- 県内での地域部会の開催を増やしてほしい
- 認知症ケア専門士の社会的地位を向上
- 事例検討会におけるコーディネーターの不足
- 都道府県専門士会会長が集まる協議会等の開催