資格概要,試験概要

認知症ケア准専門士の資格について
認知症の人が適切な生活支援を受けるためには,介護従事者や介護家族だけではなく,一般市民の協力が必要不可欠であり,この人的社会資源を安定的に確保・定着させていくことは,一般社団法人日本認知症ケア学会(以下,本学会)にとって新たな課題となっています.この課題を克服するため,本学会では学生,家族,市民に対して認知症をより深く理解する機会を広め,だれもが認知症を自身の問題として向き合える環境を整えることで,質の高い介護人材の輩出に繋げることを目的に認知症ケア准専門士制度を設けました.

 

第6回(2023年度)

受験資格
  1. 2023年3月31日までに満18歳以上に達する者.
  2. 「認知症ケアの実務経験*1」がない者または,「認知症ケアの実務経験*1が3年未満*2の者」.
  • *1 認知症ケアの実務経験: 認知症ケアに関連する施設,団体,機関等における勤務実績(教育・研究・診療を含む)
  • *2 2013年4月1日~2023年3月31日の間に3年未満であること
日時,分野,受験地,合格基準等
実施方法
WEB試験(パソコン等を使用しインターネット上で行う試験)
※ 本試験の受験委はインターネットに接続する環境と,パソコン,またはタブレット等の端末が必要です.
試 験 日
2023年7月9日(日) 9:30~16:10
試験分野
(1) 認知症ケアの基礎      9:30~10:30
(2) 認知症ケアの実際Ⅰ:総論  11:10~12:10
(3) 認知症ケアの実際Ⅱ:各論  13:30~14:30
(4) 認知症ケアにおける社会資源 15:10~16:10
※ 受験時間延長を申請する場合は,専用書類の提出が必要となります.
受 験 料
12,000円
出題範囲
「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容
出 題 数
各分野50問/ 4分野合計200問 (五者択一)
合格基準
すべて受験分野(4分野)の得点が,満点の70%以上であること.
※ 得点の公開はしておりません
その他
認知症ケア准専門士認定試験不合格者(合格要件を満たさない分野が1つ以上ある者)が,再受験または認知症ケア専門士認定試験を受験する場合は,4分野すべてを受験し,4分野すべてにおいて合格要件を満たす必要があります.
  • ※ 認知症ケア准専門士認定試験では,過去の受験で合格要件を満たす分野があっても,当該分野は受験免除になりません.
認知症ケア専門士の受験について
以下の条件をすべて満した本資格の取得者が「認知症ケア専門士認定試験(以下,専門士試験)」を受験する場合は,専門士試験の筆記試験(第1次試験)が免除されます.
  1. 本資格の取得後5年以内であること(就学期間の免除規定あり).
  2. 受験する年度の専門士試験の受験資格(前述の「認知症ケアの実務経験」)を満たすこと.

 

受験資格
  1. 2020年3月31日までに満18歳以上に達する者.
  2. 「認知症ケアの実務経験」がない者
※ 本試験における「認知症ケアの実務経験」とは,
認知症ケアに関連する施設,団体,機関等において,試験実施年の3月31日より過去10年間に3年以上の勤務実績(教育・研究・診療を含む)をいう.
日時,分野,受験地,合格基準等
※2020年度認定試験については一部変更あり
試験日
2020年7月12日(日) 9時30分~16時10分
試験分野
(1) 認知症ケアの基礎 9時30分~10時30分
(2) 認知症ケアの実際Ⅰ:総論 11時10分~12時10分
(3) 認知症ケアの実際Ⅱ:各論 13時30分~14時30分
(4) 認知症ケアにおける社会資源 15時10分~16時10分
※ 受験時間延長を申請する場合は,専用書類の提出が必要となります.
受験地(選択制)
札幌,仙台,東京,名古屋,京都,福岡
上記の受験地より希望受験地を1つ選択してください.
※ 希望者多数等の理由により希望受験地で受験できない場合があります.
※ 希望受験地以外での受験となった場合でも,受験料の返金はいたしません.
受験料
12,000円
出題範囲
「認知症ケア標準テキスト」に準じた内容
出題数
各分野50問/ 4分野合計200問 (五者択一)
合格基準
各受験分野(4分野)の得点が,満点の70%以上であること.
※ 得点の公開はしておりません
認知症ケア専門士の受験について
以下の条件をすべて満した本資格の取得者が「認知症ケア専門士認定試験(以下,専門士試験)」を受験する場合は,専門士試験の筆記試験(第1次試験)が免除されます.

  1. 本資格の取得後5年以内であること(就学期間の免除規定あり).
  2. 受験する年度の専門士試験の受験資格(前述の「認知症ケアの実務経験」)を満たすこと.