会期 | 2023年11月12日(日) |
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会場 | 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1) |
大会長 | 品川 俊一郎(東京慈恵会医科大学精神医学講座) |
テーマ | 疾患修飾薬時代の認知症ケアを考える: 取り残される人を作らないために |
定員 | 1,100名 *定員を超えた場合は,参加を制限することがございます. |
専門士単位 | 7単位(発表 +3単位) |
プログラム委員 |
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問い合わせ |
日本認知症ケア学会事務センター「関東ブロック大会」係 〒162-0825東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル㈱ワールドプランニング内 (10:00~12:00/13:00~17:00 土日・祝日除く) TEL:03-5206-7431 FAX:03-5206-7757 E-mail: office@dcq-ex.net |
この度2023年11月12日(日)に幕張メッセで関東ブロック大会を3年ぶりに現地で開催させていただきます.COVID-19感染症に伴う困難な状況のなかで認知症ケアに尽力されている皆さまには,心から敬意を表します.
今回の大会では,テーマを「疾患修飾薬時代の認知症ケアを考える;取り残される人を作らないために」とさせていただきました.米国の食品医薬品局(FDA)はアデュカヌマブとレカネマブをアルツハイマー病の疾患修飾薬として迅速承認し,日本においても現在審議中です.これらの薬剤には,認知症の人とその家族からも大きな期待が寄せられています.根本的な治療法を待つ人々への希望となり,認知症自体のイメージが変わってくることも期待されます.
一方で,対象が早期のアルツハイマー病のみに限定されていること,認知機能への効果の評価が難しいこと,PETスキャンなどの検査が可能な施設が限られること,治療費用が高額なこと,そして薬剤の対象外となる認知症の人へのサポートが重要であること,などの課題も残されたままです.
特に認知症ケアの現場においては,最新の治療に取り残される人を作らないということが大変重要になります.その点を,ぜひ大会で十分に議論できればと考えております.テーマに沿って,プログラム委員の先生方に特別講演や教育講演,シンポジウムを準備していただき,また演題発表の機会も設けました.会場で皆さまにリアルにお目にかかれるのを楽しみにしております.
2023年度関東ブロック大会大会長
品川 俊一郎