災害時の認知症の人のいのち(人権)と暮らしを守る
水上 幸夫(公益社団法人石川勤労者医療協会 健康推進部)
2025年11月30日(日) 石川県地場産業振興センター

会期 | 2025年11月30日(日) |
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会場 | 石川県地場産業振興センター(石川県金沢市鞍月2-1) |
大会長 | 水上 幸夫(公益社団法人石川勤労者医療協会 健康推進部) |
テーマ | 災害時の認知症の人のいのち(人権)と暮らしを守る |
定員 | 500名 *定員を超えた場合は,参加を制限することがございます. |
専門士単位 | 7単位(発表 +3単位) |
プログラム委員 |
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問い合わせ |
日本認知症ケア学会事務センター 〒162-0825東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル (10:00~12:00/13:00~17:00 土日・祝日除く) TEL:03-5206-7431 FAX:03-5206-7757 |
昨年2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震から1年以上が経過した。未曾有の地震が過疎地域及び半島という特殊な地域で発生したことでマスコミに取り上げられた。時間経過と相反して復旧及び復興は飛躍的に進んでいる状況ではない。介護施設も大きな被害を受け5割も再開していない(2025.1月時点)。発災直後は一部の施設利用者除き、住みなれた地域を離れ、県外含め石川県金沢市周辺から以南の広域避難を余儀なくされた。現在、施設再開で戻られた人、少しでも故郷に近い場所に帰られた人、災害関連疾患発症等で戻れない人など様々な暮らしが浮き彫りになっている。発災直後の認知症の人や障がい者などの社会的弱者に対し各レベルの避難所でどのように対応すべきだったのか、また生まれ育ち慣れ親しんだ地域を離れる広域避難を回避する術(すべ)が本当になかったのか、過去の大災害からの教訓などが活かされていたのか。多様な専門職が支援者・受援者としての振り返りを行うと同時に、その人々のいのち(人権)と暮らしを守るために何をすべきかを考える機会としたい。
2025年度北陸・甲信越ブロック大会大会長
水上 幸夫
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