独居認知症の人への生活支援

服部 英幸(医療法人愛精会あいせい紀年病院)

2024年2月11日(日)
ウインクあいち

単位
時計塔 クラーク像 時計塔 クラーク像

開催概要

会期 2024年2月11日(日)
会場 ウインクあいち(名古屋市中村区名駅4-4-38)
大会長 服部 英幸(医療法人愛精会あいせい紀年病院)
テーマ 独居認知症の人への生活支援
定員 700名
*定員を超えた場合は,参加を制限することがございます.
専門士単位 7単位(発表 +3単位)
問い合わせ

日本認知症ケア学会事務センター「東海ブロック大会」係

〒162-0825東京都新宿区神楽坂4-1-1 オザワビル㈱ワールドプランニング内

(10:00~12:00/13:00~17:00 土日・祝日除く)

TEL:03-5206-7431 FAX:03-5206-7757 E-mail: office@dcq-ex.net

大会長挨拶


 このたび日本認知症ケア学会2023年度東海ブロック大会の大会長を拝命いたしました,あいせい紀年病院老年科の服部英幸です.この3年間,世界はコロナパンデミックにより大きな影響を受けました.わが国ではとくに高齢者の感染対策が問題となり,生活に制限がかかったことはご経験のとおりだと思います.今年になりようやく以前の生活への道筋がみえてきたとはいえ,医療・介護の世界では,いまだに油断のならない状況が続いています.

 認知症は,さまざまな要素からなる複雑な状況であるため,多くの職種が協働して対応することが求められます.現在のこの状況のなかでも,多くの職種の人たちが共同で議論できる場である本学会は,認知症の人の生活を支える重要な柱であると考えます.

 認知症をめぐる状況は,家族のあり方とともに変わりつつあります.子ども家族と同居し,長男の嫁による介護が当然視された,昭和の時代から大きく変化し,長男の嫁が主介護者となる割合は10%近くまで減少しました.それに変わって配偶者,独身の実子,孫が主介護者となるほか,住まいについても状況が変化し,自宅での独居や,介護施設に入所者が増えています.

 なかでも認知症の人が独居している場合の生活支援は,重要な課題となっています.独居の環境は,都市部,山間部でも大きく違い,経済的な差異も大きくかかわっています.本ブロック大会のテーマを「独居認知症の人への生活支援」としたのは,この問題について多くの人達に議論してもらい,考えていく機会としたいためです.

 本ブロック大会は2023年2月11日開催です.大変寒い時期ではありますが,場所は名古屋駅前の便利なところです.是非多くの皆さんに集まっていただき,活発な議論をお願いします.


2023年度東海ブロック大会大会長

服部 英幸

最新情報
  • 2023.12.22

    事前申込受付を終了しました.当日参加をご希望の方は直接会場にお越しください.

  • 2023.11.6

    演題登録受付を終了しました.

  • 2023.10.03

    演題登録受付を延長しました.(締切:11月6日(月)16:00)

  • 2023.3.20

    公式ウェブサイトを公開しました.